「シミを取りたい」とレーザー治療を受けたのに、数ヶ月、数年後にかえって濃くなってしまった——そんな方を、私はクリニックでナースをしていた頃、何人も見てきました。
レーザーが悪い、という話ではありません。ただ、「合う人・合わない人」「向いているシミ・向いていないシミ」があるのは事実です。今日は不安をあおるためではなく、「知っておいてほしい」という気持ちで、正直にお話しします。
レーザーで濃くなる「戻りジミ」とは
専門的には炎症後色素沈着(PIH)と呼ばれるものです。レーザーの熱や刺激で肌が軽い炎症を起こし、その反応としてメラニンが増えてしまう状態です。
特に日本人を含むアジア人の肌はもともと色素が多めで、欧米人よりこの反応が起こりやすいと言われています。施術の数週間〜数ヶ月後に「あれ、前より濃い気がする…」と気づく方が多いのが特徴です。
特に注意したいのが「肝斑(かんぱん)」
頬骨のあたりに左右対称に広がる、モヤッとしたシミ=肝斑は、強いレーザーを当てると悪化することがよく知られています。
やっかいなのは、肝斑と普通のシミ(老人性色素斑)が混ざって出ていることが多く、見極めが難しいこと。その場合にはトーニングと言って、レーザーの出力を弱めて少しずつ当てていく施術をおすすめしていました。
こんな方は「戻りジミ」が起きやすい
- もともと色黒・日焼けしやすい肌質の方
- 肝斑がある/ホルモンの影響を受けやすい方(妊娠・ピル・更年期など)
- 施術後の紫外線対策や保湿を、つい怠りがちな方
- 一度に強い出力で、一気に取り切ろうとした方
レーザーが悪いのではなく「見極め」と「肌の土台」が大事
レーザー自体は素晴らしい技術です。きちんと見極めて、適切な出力で、アフターケアまで丁寧に行えば、良い結果が出る方もたくさんいます。
でも、「シミさえ取れば終わり」ではありません。その下にある肌の状態——炎症・乾燥・ターンオーバーの乱れ——が整っていないと、また新しいシミができたり、戻ってしまったりするのです。
Kapireが大切にしていること
Kapireはクリニックではないので、レーザーは行いません。当サロンは「肌の土台を整える」ことを大切にしています。何よりも、365日使う化粧品が大切です。
Dr.ピュールボーテのコスメを使ったフェイシャルケアで、肌の炎症をやさしく抑え、ターンオーバーを整え、シミを"作りにくい肌"へ導いていきます。
「レーザーを受けるか迷っている」「受けたあとの肌がなんだか不安」——そんな方も、まずは一緒にお肌の状態を見るところから始めましょう。
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